2017年12月
こだわりの家を建てたい方へ!外観のデザインを変える外壁の色と材質の種類について
こんにちは、茨城県で住宅の建築設計から施工までを行っている建築Studio_Kです。
家の外観を決める際、最初に思いつくのが外壁の色ではないでしょうか。
外壁は色や材質によってさまざまな雰囲気を演出し、良い外観を作るための大きなポイントとなります。
今回は、こだわりのマイホームの外観を決める外壁の色と材質について紹介していきたいと思います。
◇高級感と存在感溢れるタイル
タイルは、粘土や陶土、石材などを細かく砕き、焼き固めたものです。
西洋の塔で見るようなレンガを積み合わせたデザインも、このタイルで作ることが出来ます。
製法には、下地材にボンドや金具を用いて張り付ける乾式と職人さんが一つ一つモルタルを塗りつけて積んでいく湿式がありますが、速さと価格の観点から今では乾式が主流となっています。
西洋の趣ある見た目を残しながら迅速性を補完し、価格を抑えるためにこの乾式タイルの工法が生まれたのですね。
色はレンガの使用感を出した赤茶色や、モダンな印象を与えるホワイト色などが使われることが多いようです。
好みの種類を選びながら周りの環境にも合わせやすいので、無難におしゃれを演出したいという方にはおすすめです。
◇南欧の香りを漂わせる塗り壁
塗り壁とは、セメント・砂・水を混ぜ金網の上に塗り付けたモルタル下地材の上に、漆喰や珪藻土などの仕上材を塗る壁のことです。
ギリシャの海沿いの住宅に見るような真っ白の壁はこの漆喰壁で出来ています。
職人さんが直接コテを使って塗っていくため手間はかかるのですが、塗り方によってさまざまな模様を作ることができて独創的な外観をつくるのに良いのです。
塗り壁の外壁を選ぶ際には、過去の事例を見るなどして実際にどのようなデザインを作ることが出来るのか確認してから依頼するのが良いでしょう。
◇最も採用件数の多いサイディング
外壁材の中で実は最も使われているのがサイディング(特に窯業系サイディング)です。
別に作れられた一枚の壁を継ぎ接ぎして、コーキングという接着材を隙間に流し込んで作ります。
セメントや繊維質を用いて、タイル調・石目調・ボーダー調などあらゆる質感を生み出すことができるためとても汎用性が高いのです。
本物のレンガや石を使ったタイルを作ろうと思うとかなり時間もコストもかかってしまいますので、安価に外観デザインを作りたいという方はサイディングを使うようです。
最近では金属系のサイディングも多く使われています。
軽くて錆びにくいガルバリウム鋼板の表面に塗装がされていて、内側には断熱材や遮熱用のシートも貼られているので、外部からの熱も遮断してくれます。
スタイリッシュな外観デザインの住宅に多く使われています。
いかがでしたか。
外壁の種類としてタイル、塗り壁、サイディングの3つについて紹介してきました。
サイディングは安くスピーディーに色々なデザインを再現できる便利なものですが、より本物感のある外観にしたいという方はタイルや塗り壁の外壁にしてみても良いのではないでしょうか。
家の防犯対策も重要?外観のデザインを決める際に注意しなければならない点とは
「家の外観を決めるときは、防犯面やプライバシー面も注意しなければいけないな。」
その通り、家の外観のデザインを考えるときはそのデザイン性だけでなく実用的な部分での配慮をしなければならない場合があります。
建てたあとに「ああしておけば、良かった」など後悔しないように事前にチェックしておきたいところです。
今回は、防犯面を含めた家の外観をデザインする際に注意しなければならないことについてお伝えしていきたいと思います。
◇プライバシーは窓の位置で守る
家の外観をデザインしていくときに、まず初めに考慮しておかなければならないのが、防犯・プライバシー面です。
全面ガラス張りの家を建ててデザイン性は抜群だけど、外から丸見えでプライバシーが保護されていない、なんて家に住みたくありませんよね。
プライバシーを守るために特に気をつけなければいけないのが窓の位置です。
窓は採光・風通しの点に加えて、外観のアクセントとなるということで重要なデザインの要素ですが、使い方によってはプライバシーを外にさらしてしまいます。
窓の位置を考える際には、外から見えて大丈夫か後から保護することはできるかなど入念に確認をしておきましょう。
◇外観の維持・メンテナンスは可能か
建てた家に関しては外観を維持していくためにメンテナンスを行う必要があります。
家を建てた後に定期的なメンテナンスを行えるかどうか、外観維持のために必要な修繕をいつ行うべきかなど、将来的な作業の予定を確認しておく必要があるのです。
サイディングの外壁にした場合には、数年たつとどうしてもコーキングの部分が劣化してきますので修繕を行う必要がありますが、タイルであれば頑丈な自然素材で出来ているためメンテナンスは比較的少なく済みます。
このあたりも考慮しながら外観のデザインを行っていきたいですね。
◇まとめ
いかがでしたか。
今回は、家の外観のデザインを決める際に注意すべき点についてお伝えしてきました。
事前に計画を立て、素敵なデザインの家を作り上げていきましょう。
アメリカンな家って...?欧米風な住宅の外観に共通する特徴について
「将来はイメージとしてはアメリカンな外観の家に住んでみたいな。」
住宅の購入を考えられている方の中には、こうお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、実際アメリカンな家の特徴とはどのようなものなのでしょうか。
今回は、理想のマイホームに挙げられる方も多いアメリカンな家の具体的な特徴について見ていきたいと思います。
◇アーリーアメリカンスタイル
住宅用語の中で使われるアメリカンな家を表す言葉としてアーリーアメリカンスタイルという言葉があります。
アーリーアメリカンとは、アメリカがフランスやイギリスの植民地から解放され、開拓に広大な土地を用いることができた時代の様式のことです。
アーリーアメリカンスタイルは、その時代からの古き良きアメリカの住宅様式を継承したシンプルかつ機能的な伝統的様式であると言えます。
◇古き良きアメリカの住宅様式
一般にアメリカの伝統的な様式は、どっしりとしたシンメトリーのつくりの大きな切妻の屋根が載っていて、その手前に玄関に入る為の屋根が出ています。
玄関先はウッドデッキになっていて、外から玄関へのアプローチの役割をしています。同時に広く施されたウッドデッキはイスやテーブルなどを置いてくつろぎの空間としても利用されていました。
外壁には長い板状の外壁材(木材)が規則正しく重ねながら貼り付けられています。
◇継承されたアーリーアメリカン
それでは、今の住宅様式にはどの程度アーリーアメリカンスタイルが継承されているでしょうか。
やはり大きな切妻の屋根、玄関先のウッドデッキなどは、当時のそのままの様式が残っています。
その一方で、住宅構造の多様化、土地の制約などが原因で、必ずしもシンメトリーな家であるということはなくなってきているようです。
むしろ、間取りや土地の形に合わせた多様な家の形が最近では流行しているように感じられます。
これは伝統的な住宅様式が時代に合わせて変化をとげていったものだと捉えることができるでしょう。
◇まとめ
アメリカの広大な土地が元となった解放感のある作りは、日本人の方でもその様式に憧れを持つ方は多いかと思います。
最近ではアメリカンな様式の住宅を手掛ける会社も多く存在しますので、是非具体的なイメージを持って住宅の設計に乗り出してみてはいかがでしょうか。
マイホームの窓をデザイン!おしゃれな家の外観をつくるには窓にもこだわるべき?
こんにちは、茨城県で住宅の建築設計から施工までを行っている建築Studio_Kです。
おしゃれな外観の家を建てるには外壁の色や材料、屋根の形だけでなく、窓にもこだわらなければいけません。
窓は外観のデザインのアクセントとなる重要な要素なのです。
そこで今回は、マイホームの外観をおしゃれに見せたい方に向けて、窓のこだわり方についてご紹介していきたいと思います。
◇多くの住宅で採用される引き違い窓
窓は外観だけでなく家の中の採光や風通しを左右する大事な部分です。
適切な場所にセンスの良い窓を配置することで、見た目もおしゃれに機能性も十分に確保できます。
それでは一体センスの良い窓とはどんな窓でしょう。
実は、窓にも形や大きさによって種類があります。
その中でも日本の住宅によく用いられる、最も一般的な窓が「引き違い窓」です。
家庭のリビングやホテルの客室で外にそのまま出ていける大きな窓として重宝されており、最近はベランダや庭に通じる部屋の場合にはほとんどこの窓が使われていますね。
大きいものだとカーテンを付けて扉と窓の両方の役割を果たしていることが多いですが、キッチンやお風呂などの小窓にも小さめの引き違い窓が使われていることがあります。
開け閉めがしやすく、さまざまな大きさに対応可能ということで多用されているのですね。
◇小さな採光窓として使える縦滑り窓、横滑り窓
直角にハンドルを曲げて押し込むようにしてあげる窓が「縦滑り窓」、もしくは「横滑り窓」です。
ハンドルを曲げて窓が縦になったまま押し開けるものを縦滑り窓、横を軸として開ける窓を横滑り窓と言います。
縦滑り窓はスペースの狭いトイレなど、横滑り窓は足元の低いところや頭上の高い部分に採光として用いられていることが多いです。
ハンドルを曲げて押し出すだけで開けられることから省スペースで、また防犯面でも優れていると言えます。
◇開けることのできないFIX窓
天井に近い高い部分などに取り付けられている、はめこみタイプの窓を「FIX窓」と言います。
吹き抜けのある家の場合には天井にFIX窓がはめこまれていたり、壁の高いところに大きな採光窓として使われたりしていることが多いです。
そもそも開けることができないため防犯性は高く、最近ではガラスに防犯用のフィルムが貼ってある防犯ガラスなどもあります。配置する位置だけ注意すれば有能な採光窓として働いてくれるでしょう。
◇まとめ
いかがでしたか。
今回は、おしゃれな外観を作るための要素として窓について紹介してきました。
ここではより機能的な面から窓の違いについて紹介しましたが、実際に家を建てる際には是非外から見たときの見栄えも考慮して窓選びをしたいですね。
新築のメリットって?~新築のオススメと注意点~
多くの方は様々な場面で新たな住まいに移る経験をされることでしょう。
そこで考えるのは、どんな家に住むかという点です。
新築は候補のひとつに入っていますか?
高いという印象をお持ちであるかもしれません。
しかし、新築には以下のように多くのメリットが存在しています。
◦一生涯暮らせる自分の家を手に入れられるという充足感と安心感
◦基本的に自由にリフォームが可能で、理想の形に変えられる
◦社会的信用
◦団体信用生命保険に加入すれば、万一購入者に何かあった場合に住宅ローンの支払いが免除される
ここまでは新築中古にかかわらず持ち家全体に共通するメリットですが、新築ではさらに以下の魅力的な点があります。
◦購入時の税制優遇が比較的大きい
固定資産税・登録免許税・不動産取得税といった税金の軽減度合いが大きいです。
◦最新の設備が設置されている
◦維持費用が安い
設備も新しいものなので壊れにくく、長い目で見たときの出費を抑えられます。
◦保証期間が長い
すべての新築は住宅品質確保促進法により10年間保証されます。
最も大きな魅力は、他に誰も住んだことのない自分だけの家に住めるという充足感でしょう。
自分だけの家を持つことは誰もが夢見る大きな理想のひとつですよね。
◎そんな新築でおすすめの家は?
新築には主に購入住宅と注文住宅の二種類があります。
購入住宅は既に建てられたあるいは間取りの決まっている住宅を買います。
分譲などとしてよく目にされているのはこちらのタイプですが、おすすめしたいのは注文住宅です。
注文住宅とは、購入した土地や所有する土地に購入者の意向に沿った設計で建築される住宅を指します。
最大の利点は自由度の高いところです。注文住宅においては、購入者のあらゆる要望に応えてもらえます。
最初から計画していきますので、デザインや設備といった幅広い範囲に意志を反映させられるのは魅力的です。
費用の調整もできます。理想に近い満足のいく家づくりが実現できる注文住宅も候補のひとつとしてご検討されてはいかがでしょうか。
◎新築を購入する上での注意点は?
新築を購入する上で注意すべきことは以下の点です。
◦資金
既におわかりでしょうが、新築購入には高額な費用が掛かります。
それをどこから捻出するのか、住宅ローンを借りる場合は長期的に返済を行うことができるのかを確認しておくことが大切です。
◦家および依頼業者
どのような家で自分が思い描いている暮らしをできるのか、その理想を実現してくれる業者はどこかをじっくりと見極めていきます。
実際に暮らすことを詳細に想像して、不便がないかを確かめましょう。
かなり高額の買い物ですから、後悔してもなかなか取り返しがつきません。
決定は慎重に行いましょう。
新築のデザインを考えてみよう|理想の自分の住宅を求めて
自分の家を持つというのは人生で起こる出来事の中でも特に大きなものでしょう。
新築建築にあたっては、どのような家にしたいのかを明確に決めるという過程が大変重要です。
住宅販売会社や建築会社にすべて任せきりという方法もありますが、後々になってもっとこうであったらよかったのにと思っても変えるのはそう容易ではありません。
一度新築する家の理想図を自分自身でデザインをしてみることをお勧めいたします。
そうはいっても、デザインってどう考えればよいのだろうとお思いの方も多いのではないでしょうか。
新築住宅の建築を考えるときに、重視すべき要素は様々ですが、主に以下の点を見ていきましょう。
◦形式・素材
自分の好きなものを取り入れるのはもちろん構わないことなのですが、取り入れすぎると統一感がなくなり落ち着きのない雰囲気になってしまいます。
和や洋といった形式を決めてしまうことでそれに合う壁や床の素材、あるいは家具といったものを選びやすくなります。
◦見た目の良さ
この点を一番重視されている方も多いのではないでしょうか。
せっかく新築で建てるのであれば、近所から見栄えの良い外装、見ていて楽しくなってくる、暮らしが明るくなるような外観にしたいですよね。ただ、自分の好きなようにしてよいというわけではありません。
外装については周辺環境との調和を考慮した形・大きさ・色にしましょう。また、ここで決め手となるのが窓の位置です。
それぞれの面で高さをそろえ、上下では同じ位置に配置することで、バランスが良くなります。
◦機能性
住んでいて不便を感じる設計ではこれから長くその家で過ごすことになると想像すると大変です。
実際に使ったときに問題を感じないような位置取り・大きさであるかということも忘れずに考慮しましょう。
◦構造
日本は地震などの自然災害が頻発することもあって、建築における基準が厳格です。
もちろんですがその基準を踏まえたデザインを行わなければなりません。
しばしば理想のデザインの阻害要因となりますが、うまく折り合いをつけていきましょう。
◦家の周辺はどのような環境であるのか
家の周辺環境との調和は大切です。家の周りに家屋には、プライバシーを守るのと同時に外とつながる空間としての役割もあります。
新築を建てる場所が人や車両の通りの多い道路沿いであったり、高層建築物が周囲にあり上からの視線が気になったりするようであれば、外に見える部分はできるだけ少なくしたうえで光を可能な限り有効に使える空間を広くとった構造にします。
逆に、自然に囲まれている環境なら、なるべく窓やと扉を大きめにとって自然に寄り添えるような間取りを検討します。
いかがでしたか?
新築の住宅に何を求めているのか、その場所で暮らすことを通してどのようなことを思い描いているのか、時間をかけてゆっくりと考え、担当者と打ち合わせを重ねながら一緒に理想の形を追求されるのはいかがでしょうか。
茨城で注文住宅を購入するなら、どこをポイントに見るべき?
茨城県内で注文住宅をお考えではないですか?
弊社建築Studio_Kは、水戸市を中心に茨城県内で注文住宅の設計及び施工を承っております。
そもそも注文住宅は何であるかをご存知ですか?
注文住宅とは、購入した土地や所有する土地に住宅メーカーや工務店などに注文して建てる住宅のことを指します。
新築の中でも分譲住宅と大きく異なるのは、購入者の意向に沿った設計で建築されるという特長があることです。
注文住宅の大きなメリットは自由度の高いところです。注文住宅においては、購入者のあらゆる要望に応えてもらえます。
最初から計画していくので、デザインや設備といった幅広い範囲に意志を反映させられるのは魅力的です。
予算の調整も可能です。
そんな自分だけの家を実現できる注文住宅、おそらくこの記事を読まれている方は新築をお考えの際に検討されていることでしょう。
意外かもしれませんが、注文住宅とは言っても、幾つかのプランの中から選ぶといったある程度決まりごとが固まっていて融通が利かない業者が多いのが事実です。
理由としてはお客様の要望に対応しきれないというものがあります。
初めから選択肢があれば、業者側としては難しい対応を避けることはできるでしょうし、購入者側としても選びやすさはあるかもしれません。
しかしながら、それでは購入者の希望を叶えるのは困難になってしまいます。
一生住み続ける家の設計や計画に手間をかけることによって、お客様の要望を最大限実現することで、良い住まいを作ることができるのです。
弊社建築Studio_Kは、ご依頼主様の立場になって住まいを設計いたします。
時間をかけて生活様式やご要望を十分にお伺いした上で、理想の住まい空間をつくり上げていきます。
また、弊社は、空気環境および使用する材料の素材と質感を大切にし、住まいに取り入れていきます。
人生の中で一番長い時間を過ごす空間である住まい、その理想に少しでも近づくお手伝いをさせていただきます。
茨城県内で注文住宅をご検討の際には、ぜひ弊社にご相談いただけますと幸いです。