2018年1月
新築を建てる前に。最低限知っておきたい住宅ローンについて。
ペットとともに暮らす方必見!新築の間取りを考えよう。
「新築を建てるなら犬を飼いたい!」
「飼っている猫のための間取りにしたい。」
新築を考えている方で、ペットとともに暮らそうとお考えの方は多いと思います。
犬や猫などのペットは、大切な家族であり人生を共に暮らすパートナーですね。人と同じように快適な環境を準備してあげたいものです。健康で安全に暮らせることはもちろんのこと、室内でも一緒に過ごしたいですね。
今回は、ペットの中でも、犬や猫と新築に住みたいとお考えの方へ、犬と猫のことを考えた間取りや素材に関するいくつかのポイント場所をご紹介したいと思います。
●玄関や玄関ホール
ペット、特に犬と暮らす場合は、散歩は欠かせないものとなります。散歩に行く準備や、帰宅時のケアを念頭に入れ、広さや収納場所があるかを確認しましょう。来客に対して警戒したり、外へ飛び出したりすることを避けるためにペットフェンスを取り付けるのも良いでしょう。
●キッチン
キッチンは人間の食べ物を料理する場所であります。ゆえにペットが口にしてはいけない食材を落としてしまった場合や、火を扱うときにペットの侵入は避けたいものです。キッチンにはペットが入れないように、フェンスが取り付け可能な間取りを考えましょう。
●床やフローリング
フローリングは掃除をしやすいというメリットがありますが、滑りやすいため、ペットの脱臼や股関節のけがの原因につながります。動き回れるようにあらかじめ滑りにくいフローリング材を用いることや、床などにはマットやカーペットを敷くことが重要になります。
●階段
犬や猫を、一階でも二階でも自由に動き回らせたいと考えている方もいらっしゃると思います。本来階段を設置する際は、人間のことを考えた段差や幅でつくられていますので、ペットにとっては足に負担がかかります。緩やかな段差の階段にするなど、部屋の中の段差にも注意しましょう。
●庭
犬や猫を思う存分家で遊ばせてあげたいと思うのであれば、庭を造ることをお勧めします。大きいペットなら庭も大きくしてあげるのがおすすめです。しかし、庭は外であるため危険が存在します。口にすると危ない植物は生えていないか、通行人や近所の人に配慮できているのか、など庭を造る前にしっかりと確認を行いましょう。家に入る時に足を洗える場所を設けると、室内が汚れずに済みます。
●最後に
今回は、ペットとともに新築で暮らしたい方に対して、ペットのための間取りの注意点をいくつかご紹介しました。人間だけの場所、ペットともに過ごせる場所をきちんと区別する間取りを心がけることが大切になります。
家族の一員であるペットが少しでもストレスを感じないような、長生きできるような間取りを考えましょう。
家の外観デザインを考える!屋根にもこだわりありますか?
「新築の外観のデザインにこだわりたい。」
このようにお考えの方は多いと思います。
一生に一度のマイホーム、せっかくならとことん外観にこだわりたいですよね。外観デザインというと、外壁や外構といった視線の低いところに目が行きがちです。自分が住んでいる屋根を間近に見る機会はさほどないので、屋根はあって当然のものだ、と普段はあまり意識しないと思います。しかし、屋根には様々な重要な役割があり、生活に欠かせないものです。
今回は、新築の外観のデザインに対して、屋根の役割を簡単に説明したうえで、代表的な屋根のデザインについてご紹介したいと思います。
●屋根の役割とは
・雨や雪から守る
・台風や地震などの自然災害から守る
・温度調節してくれる
・太陽の日差しや紫外線を防ぐ
など様々です。屋根がなかったら、大変なことになりますね。
●屋根のデザイン、形
屋根には機能性を重視されますが、それ以上に見た目にも配慮することで、通行人や訪問客を楽しませる、周囲の環境に調和させることも大切です。屋根の形状が変わると、外観のイメージがガラリと変わります。
それでは、代表的な住宅屋根の形や特徴をご紹介します。
・切妻屋根(きりづまやね)
日本で最も代表的な形の屋根です。四角い長方形の建物の上に三角形の屋根がついています。切妻屋根は屋根の頂上の部分から下へ2方向に、対称に張り出して伸びている形状をしています。和風でも洋風でもあいますし、コスト面でも一番手ごろな屋根といえるでしょう。
・寄棟屋根(よせむねやね)
屋根の頂点から4方向に張り出して伸びている屋根です。外観のデザインにおいて、立派な構え面になることから、近年この形状の屋根が増えています。しかし、頂点の部分は複雑な形状なので制作のコストが若干高くなる可能性がございます。
・片流れ屋根
片流れ屋根は家全体に対して片方向にのみ勾配をつけたな屋根の形状です。片流れ屋根は屋根面が1つであるために大きさや勾配を好みで様々な選択が可能です。今風のオシャレでモダンな雰囲気を作ることができるため、設計士は好んでデザインすることが多いです。シンプルな形状であるため、制作にかかるコストを安く抑えることができます。また、太陽光パネルの設置にも適しています。
●最後に
今回は、外観デザインを考えるうえで、屋根についてご紹介しました。
一歩外に出て、周りの家を見れば、屋根は目につきやすく、デザインや色によって家そのもののイメージが決まります。新築を建てるとき、その地域の土地の形状や自然環境、好みや予算による最も納得のいく屋根を考える必要があります。新築の外観のデザインを考える際には、屋根にもこだわってみてはいかがでしょうか。
部屋の色は心に影響を与える!?新築の内装を色から考える!
暮らしの中にはたくさんの色があり、その色によって人々は様々な影響を受けています。色をうまく使いこなすこと(=コーディネート)によって、毎日の生活をよりよくすることが可能になります。今回は、内装を考える際に考えるべき、「色のバランス」についてお伝えし、そして代表的な色がもたらす心理的効果をご説明したいと思います。
〇部屋の内装を考える前に!知っておきたい「色のバランス」
美しく、バランスのとれたお部屋にするために、カラーコーディネートにおいて重要となる、3つの配色(基調色、配合色、強調色)とその比率についてお伝えします。
・基調色(ベースカラー)
基調色とは、基本となる色のことです。建物全体のイメージに大きな影響を与えるので、どんな雰囲気にも合う白やそれに近い明るめの色を選ぶとよいでしょう。
・配合色(アソートカラー)
全体の約25%を占め、ベースカラーに対して特性を高めたり、変化をつけたりする色のことです。目のつきやすい家具やカーテンなどに用いられ、部屋の雰囲気をつくる色となっています。ドアの色に変化をつけると、部屋にアクセントがつきます。
・強調色(アクセントカラー)
全体の約5%を占め、ベースカラーを主とする全体の色調に対して、目立つ色を用いることで全体を引き締め、変化や動きをつけることができる色です。クッションや小物、などのワンポイントに用いられます。最近の流行では、壁の一部の色を変える際に強調色を使います。
〇色がもたらす心理効果!
実際の代表的な色がもたらす心理的効果についてご紹介します。
・赤色
赤色は暖かさ、気力回復に役立ち、食欲増進の効果もあります。広範囲ではなく、強調色としてワンポイントに使用することがおすすめです。
・白色
白色には、エレガントな雰囲気を演出でき、清潔さ・優雅さのイメージがあります。様々な色と合うので、ベースカラーとしてよく使われます。
・茶色
木をイメージさせる茶色は、落ち着いた雰囲気を演出するのに最適です。フローリングなど木目として使われています。
・青色
鎮静作用の強い寒色の代表色である青色は空や水のイメージがあります。清潔感のあるイメージから考えれば洗面台などの水回り、落ち着きのあるイメージから考えると、睡眠の状態を整える寝室に向いています。
・緑色
緑色は暖色の黄色と寒色の青色の中間に位置する色であることから、ほとんどの周りの色と調和します。自然や植物からもたらされる安心感や穏やかな気持ちにさせる効果があるため、リラックスしたいリビングや寝室に適しています。
〇まとめ
色には、その色によって与える心理効果があります。カラーコーディネートによって毎日の生活をよりよくする反面、色がもたらす効果を知っていないと逆効果になることもあります。
新築の内装を考える際には、色という視点から注目して考えることもよいかもしれません。