ホーム>建築Studio_Kブログ>2018年3月

2018年3月

注文住宅の外観デザインをおしゃれにする方法|水戸市の建築業者が解説します!

注文住宅で家を作る際に、「おしゃれ」な家にしたいという方は多いのではないでしょうか?
家の外観は、家の前を通る人や近所の人に見られるということもあって、こだわりたいですよね。
そのような方のために、今回は水戸市の専門建築業者が「注文住宅のおしゃれな外観」についてお話ししたいと思います。
 

■おしゃれな外観にするためには

 
外観おしゃれポイント:デザイン性
外観をおしゃれにするには、デザインを重視します。デザインは、色や家の形だけではなく、窓の配置なども指します。
自分でどのようなデザインの家にしたいかを考えてから業者と相談するのが良いでしょう。
 
例としては以下の5つを挙げておきました。挙げだすとキリがない程、多様な種類のデザインがあります。
ご自身で具体的なイメージが湧かない場合は、これらの例を参考にしてみると良いでしょう。
・西洋風のデザイン
・シンプルなデザイン
・モダン風
・ツートンカラー
・箱型デザイン
 

■デザインを重視するなら、デザイン住宅がおすすめ

 
注文住宅の中でもデザイン住宅という種類の住宅があります。
デザイン住宅に明確な定義は無いものの、一般的には一つのデザインコンセプトを持って家を創る住宅と解釈されています。
お客様と相談しながら、熟練の建築家やデザイナーが設計するため、個性に溢れた家ができることは間違いありません。
建築家やデザイナーにお客様の要望をより上手く伝えるためには、お客様のイメージを具体化し、密なコミュニケーションをとるのがポイントです。
 

■デザイン重視の注意点

 
おしゃれにするためにデザイン性は欠かせませんが、デザイン性を追求するあまり住み心地が悪くなることもあります。
例えば、デザインに基づいて窓の配置をしたら、通気性が悪くなって湿気がこもりやすい家になってしまった、ということが起こりえます。
 
このように、デザインを重視するのはもちろんのことですが、実際に住むことを具体的にイメージして、デザイン性と住み心地を両方追求していくのが良いでしょう。
 

■おわりに

 
通常の注文住宅でも、外観のおしゃれさは表現できます。色や家の形や窓の配置などでデザインを表現することがポイントです。
しかし、デザイン重視の方は、建築家やデザイナーの方が設計するデザイン住宅をおすすめします。
とはいえ、デザインに固執しすぎると、住み心地が悪くなる可能性があるので、住むことを実際に考えながらデザインにこだわり、おしゃれな家を完成させてみてくださいね。

注文住宅における失敗しない資金計画のやり方|水戸市の建築業者がお教えします!

これから注文住宅で新築を建てようとお考えの皆さま!
理想の家を建てることにわくわくしているかと思います。
どのような家にしようか考えるのは楽しいですが、予算という制約があります。
 
みなさまの予算でどのような家が建てられるのかを知るために、まずは資金計画を立てましょう。
ということで、水戸市の建築業者が失敗しない資金計画の立て方をお教えします!
 

■資金計画を立てよう

 
〇家を建てるにはどのようなお金がかかるのかを知る
家を建てる際に、どのようなお金がかかるのかご存知ですか?
 
まず、最初に思い浮かぶのは、家本体を建てる費用ではないでしょうか。これを「本体工事費」と呼びます。家を建てる際には他にも、地盤の調査や上下水道引き込み工事、浄化槽設置工事など、「別途工事費」と呼ばれる、本体工事に付随して行われる工事の費用がかかります。さらに、印紙税や登記費用などの「諸費用」もかかります。
 
家を建てる際には、これらの「本体工事費」「別途工事費」「諸費用」の3種類の費用が掛かります。
土地代は、場所や面積によって大きく異なるため、これらの費用は「土地代」を考慮していません。
あくまで、ここで言う予算とは、総予算から土地にかかる諸費用を引いた額となります。
 
〇3種類の費用はそれぞれどのくらいかかるのか
お客様の予算を100%とすると、本体工事費は約70%、別途工事費は約20%、諸費用は約10%が目安です。
あくまでも目安ですので、実際の金額は業者の指示に従ってください。
 
悪徳の施工業者の場合や、重要な説明を聞き逃していた場合、後で追加費用が掛かる可能性がありますので、見積書を出してもらった段階で、追加費用がかかるかどうか質問すると良いでしょう。
 

■どのタイミングで何を支払うのかを知ろう

 
〇家を建てる際に支払うお金
家を建てる際に、地盤調査費用や、契約金、着工金、中間金がかかります。
これらは総じて工事費用の70%ほどかかることを知っておいてください。
 
〇引き渡し時に支払うお金
引き渡し時には、建築費の残りの費用や登記費用などを支払います。工事費用の残りの30%かかります。
 
〇家を建てた後ずっとかかる費用
住宅ローンの返済や、メンテナンス費用、税金などがかかります。
 

■おわりに

 
土地代は場所や面積によって変動が激しいため、ここでは考慮していません。
家を建てる際には、どのような費用がどれくらいかかるのかを考慮し、それぞれに予算をあてはめれば資金計画を立てることができます。
ハウスメーカーや工務店などどのような建築業者に依頼するかによっても値段が変わってくることがあることも知っておくと良いでしょう。

自然素材×デザイン住宅で理想の家を手に入れよう!|水戸市の建築業者がお教えします!

新築の家をどうしようか考えていると、「値段」「機能性」「デザイン性」などの様々な視点が生まれると思います。
機能性を重視すると、値段が上がってしまいますし、デザイン性を重視すると機能性が低下する恐れがあります。
そこで、今回は水戸市の建築業者が、デザイン性も重視したいし、機能性も捨てられないという方に「自然素材×デザイン住宅」を提案したいと思います。
 

■自然素材のメリットとデメリット

 
自然素材を使用する家には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
 
〇自然素材のメリット
自然素材を使用した家は、基本的に断熱性・気密性に優れています。
断熱性・気密性を高めるための専用の工事をしたものよりは性能的にやや劣りますが、室内の温度の変動が少なくなります。自然素材ならではの質感や、見た目も人気です。
時間が経過するとともに素材の色が少し変化するのです。自然のものをそのまま使っているので、有害物質や化学物質を含んでいないのも特徴です。
 
〇自然素材のデメリット
自然素材のデメリットは価格が通常よりやや高くなることです。
建材の色味が部分的に変わることもあることもデメリットの1つであると言えます。
 

■デザイン住宅のメリットとデメリット

 
デザイン住宅には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
 
〇デザイン住宅のメリット
デザイン住宅はデザイン性に富んでおり、おしゃれというメリットがあります。
狭い土地だからこそ奇抜な家が作れることもあり、自由度が高いこともメリットの一つであるといえます。
 
〇デザイン住宅のデメリット
デザイン住宅はデザイン性を追求するがために、住みにくい間取りになってしまうことがあります。
理想のデザインと生活スタイルのバランスをとるのが難しく、デザイナーと意見が合わないこともあります。
 

■自然素材×デザイン住宅でより快適な家に!

 
自然素材とデザイン住宅を掛け合わせた家は、それぞれのメリットを存分に享受し、デザイン性と機能性の両方に優れた家です。
自然素材なので、デザインは少し限られるかもしれませんが、住みやすいおしゃれな家になるでしょう。
デメリットとしては、値段が高いということが挙げられます。
デザイン性と機能性の両方を追求するので、それなりに値段は高くなりますが、予算に余裕のある方にはおすすめです。
 

■おわりに

 
自然素材×デザイン住宅の家は、自然素材とデザイン住宅をそれぞれ良いとこどりした家で、デメリットは値段のみといえます。
おしゃれで住みやすい家にあこがれている方は、ぜひ自然素材とデザイン住宅を組み合わせてみてはいかがでしょうか。

茨城県水戸市で注文住宅を買うなら!土地探しに役立つとっておきのコツ3選

注文住宅のご購入をお考えのみなさん、その家を「どこに建てるのか」についてはもうお決まりですか?
「家の内装や外装の理想ばかり膨らんで、現実的にどこに住むかはまだ決まっていない」という方も、せっかくマイホームを建てて住んでいくことになるのですから、土地選びで失敗したくないとは思いませんか?
そこで今回は、注文住宅を建てる際の土地選びのコツについて詳しくお話ししていきたいと思います!
 
〇環境を選びのポイント
 土地選びをするとき、第一に考えるべきは「環境」でしょう。
環境には二つの項目が当てはまります。
 
一つ目は社会環境です。
ここでいう社会環境とは、生活における利便性や、近隣施設の環境を指します。
たとえば、駅やバス停からどのくらいの距離にあるのか、主婦の方であればスーパーやゴミ捨て場がどのくらいの距離にあるのかは気になるポイントでしょう。
またお子さんがいるご家庭であれば、学校、図書館、塾などがどこにあるのかも考慮すべきですね。この点からみると、治安という観点も環境選びに含まれるといってよいでしょう。
 
 二つ目は自然環境です。
その土地自体の環境も土地を選ぶうえで重要なポイントです。
たとえば日当たり。住宅を建築したときにその家にどのくらい日が当たるのかは、住み心地を大きく左右するといえます。
周りに家が建っていることが多いですが、その場合は、自分が希望する家を建てたときに日光がどのくらい入ってきそうかというところまで考えると良いでしょう。
 
〇土地の広さを選ぶポイント
 そして、どれくらいの広さの土地を購入するか決めるのも重要です。
小さすぎても暮らせないし、大きすぎても管理が行き届かず住みづらい原因になってしまいます。
ですから家族の人数に合わせた広さの土地を購入すると良いでしょう。
出産やご両親との同居で、将来的に一緒に住む人数が変化することがわかっている場合はその点にも考慮しましょう。
 
また、その土地全体を使用できない可能性があることも頭に入れておきましょう。
法による規定や建てやすさの点から、その敷地に建てられる建物の大きさは限られているのです。
 
以上のように、「環境」と「広さ」という視点で土地を選択していくと、有効な土地選びがしやすくなります。
このほかにも、値段やその土地の地盤など、安全面など、さまざまな視点があります。
ご自身の希望に合った土地を見つけるにあたって、今回述べた点を踏まえて、一番重視したい点がどこなのかということに注目すると、満足のいく土地選びがしやすいです。
ぜひ参考にしてみてください。

水戸市のプロが教える!注文住宅を購入の際の資金計画のコツ

「注文住宅を建てたいけど、予算が足りるかわからない」、「どのくらいの費用なら用意できるのか今のうちから知りたい!」このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
このような住宅建築における資金計画は、家づくりにおいて最も重要な部分といえるかもしれません。
実際に家を建てるのにも、細かなニーズを実現させるのにもお金がかかります。
 
建てたい家の希望がある方は、それを実現するためにどんな準備が必要なのか、どのくらいの家を購入できそうなのか、あらかじめ知っておきたいとは思いませんか?
そこで今回は、家づくりにおいてとても重要な資金計画のポイントについてお話ししていきます。
 
〇資金の目安をつける
住宅を購入するとなったとき、必要とされる費用は多岐にわたります。
住宅建築そのものの費用はもちろん、税金や、引っ越し費用といったものまであらかじめ資金計画の中に組み込んでおく必要があります。
 
そこでまず取りかかりたいのは、家にどのくらいの資金があるのか、また見込めるのか把握することです。
そのために、口座の預金額などの今現在使えるお金と、月の収支と、年間の収支を書き出してみましょう。
これによりざっくりではありますが、自己資産として住宅購入にあてられる金額と、住宅ローンを組んで返済できる額を確認することができます。
 
自己資産としてあてられる額を把握する際に気をつけていただきたいのは、ある程度のお金を、生活費や予期せぬ出費のために蓄えておくということです。
資金を換算する際に、ボーナスにたよらず、それをあくまで予備資金とすることをおすすめします。
 
〇人生設計と向き合う
そしてもう一つ、考慮していただきたい点が、人生設計です。
住宅を建てたあとも、生活費やお子さんの教育費、車、医療費、娯楽費などさまざまな支出が必要ですよね。
例えばお子さんが大学に通い始める時にはたくさんの費用が学費として発生します。授業料だけではなく教科書代もそれなりの額になるかもしれません。
どの時期にどれくらいのお金が必要になるか考えたうえで、融資額や利率を考慮しておくと後々焦らなくて済むかもしれません。
 
以上が資金計画を立てる時に考えるべきことでした。資金計画の基本は、どのくらいの資金があるのかご自身で把握することです。
今の資金計画で将来的にやっていけそうか、なにかあったときのためにも、最善のパターンと最悪のパターンとを確認する必要があるといえます。
また生活の変化に応じて、資金計画もその都度見なおしていくことが大切です。
しっかりと資金計画を行って着実に家づくりをすすめてくださいね。

水戸市の注文住宅業者直伝、おしゃれかつ便利な間取りの3つのポイント

水戸市で注文住宅のご購入をお考えの皆さん、どのようなプランを計画中ですか?
一生に一度ともいえる大きな買い物ですから、「納得いくまでこだわりたい」と思っている方も多いと思います。
注文住宅はご自身の好みのデザインや品質にこだわることができるのが利点ですよね。
でもせっかくなら、住みやすさの質にまでこだわりたいとは思いませんか?
 
自分の生活スタイルに合わせた間取りを考えることは、毎日の暮らしをより豊かにする大きな一歩です。
今回は、注文住宅だからこそできる、おしゃれで住みやすい間取りのポイントを3つご紹介いたします。
 
〇視界が開けていることを意識する
同じ部屋の大きさでも、視界を遮る家具や仕切りの多い空間では狭く感じ、逆に比較的背の低い家やと仕切るものがない空間では広々とした印象を持つことができます。
また小さなお子さんがいらっしゃるご家庭においても、掃除や調理をしながら、お子さんを見ていられるという点から、視界が開けているほうが暮らしやすいのではないでしょうか。
 
たとえば、アイランドキッチンを中心に配置したリビング・ダイニングの間取りであれば、家事を行いながらお子さんが何をしているのか確認することができます。
 
〇おしゃれを追求したいなら解放感を出す
住宅でおしゃれさを出したいなら、解放感のある間取りを考えると良いでしょう。
たとえば天井を高くしたり、吹き抜けを取り入れてみたりするのは良い方法です。
 
ただ、天井までの距離が広がることで、暖気が上へ逃げやすいので、断熱対策をすることが重要になってきます。
玄関や、リビングなど吹き抜けの場所を限定するのもひとつの対策ですし、天井にファンを取り入れたり、床暖房を取り入れたりするのも効果的な対策になります。
 
〇大きな収納スペースを取り入れる
どんなお部屋作りをするときも、できるだけものはスッキリさせたいものですよね。
そこで大切になってくるのは収納スペースをどこに確保するかです。
ここで提案したいのは、ウォークインクローゼットを間取りに取り入れることです。
中を歩けるほどの大きさのクローゼットを設けることで、空間を広々利用できる効果があります。
 
 
今回は注文住宅で、どんな間取りを選ぶべきかについてお話ししてきました。
生活のスタイルはお子さんの成長によっても変わります。
ペットと一緒に暮らしている方は、ペットの暮らしやすさを考えることも、間取り選びにおいて必要になってきますね。
ぜひご自身とご家族が過ごしやすい間取り選びをしてください。

水戸市の注文住宅でおしゃれな外観を手に入れよう!外観デザインを選ぶ3つのポイント

注文住宅のご購入をお考えのみなさん!
家の隅から隅まで自分好みの家づくりができる注文住宅ですが、中でも外観がもたらす効果についてご存知ですか?
家の外観は、毎日見るものです。
 
外から帰って来たときに「やっぱりいいなあ」と思える外観でありたいものです。
またご自身や家族など、その家に住む方だけが見るものではなく、近所の方、ご友人親戚の方の目にも触れるものですから、そのためにも外観にこだわることは大事であるといえますね。
そこで今回は、外観のデザインを考えるための3つのポイントをご紹介したいと思います。
 
〇形
まず、家の外観を左右する大きなポイントとして考えたいのは「形」です。
シンプルな形をした外観はスマートな印象を与えますし、逆に複雑な形をした外観は豪華な印象を与えます。
このほか、円型や四角・三角・台形などその外観によって家が与える印象は様々です。
統一したり、あえて数種類取り入れてみたりするのも面白いかもしれませんね。
 
〇色
形の次に考えたいのが「色」です。色も形同様、与える影響がとても大きいです。
みなさんもご存知の通り、暖色は温かみを、寒色はクールな印象を与える効果があります。
中でも白・ベージュ系の色は人気があります。これらの色は光を反射するため、家を明るく見せることができるからです。
また黒やブラウン系の色も最近は人気で、落ち着いた印象と同時に重厚感のある外観を演出できます。
 
その一方で、原色を用いた主張が強い外観は、確かに派手でセンセーショナルな印象を持ちますが、周囲となじまず、浮いてしまうこともあります。
注意してください。使用する色は数種類に絞るとまとまりが出てよいでしょう。
 
〇素材
そしてもうひとつ考えたいのが「素材」です。
素材も外観の印象を左右する大きな要因です。
使う素材によっては、それが外観の印象を決めてしまうこともあるのです。
 
例えば、外観に木を用いている家と、レンガを用いている家とではかなり見え方が異なりますよね。
洋風・和風といったコンセプトによっても適した素材が変わってくると考えられます。
 
 
以上が外観デザインを考えるための3つのポイントです。
住宅には長く住むことを考えると、ご自身の納得のいくデザインを選ぶのは大切です。
ですがそれだけではなく、長持ちし、メンテナンスのしやすい外観を選ぶことも同様に必要であると思います。
 
家づくりの設計における工程で時間がかかって苦労することもあるでしょう。
そんなときには、建設会社に相談したり、できあがった家で暮らしている想像をしたりして、自分だけの家づくりを進めていってくださいね。

水戸市で住宅購入をお考えの方へ!自然素材を使ったデザイン住宅

水戸市でデザイン住宅の購入をお考えのみなさん、確かにデザインや間取りは大切ですが、ぜひ同時にこだわっていただきたいのが家の素材やその質です。
「これから何十年も過ごしていく住宅なのに長持ちしなさそう!」と分かった時には時すでに遅し。
そんなことは嫌ですよね。
これを避けるためには、今から考慮していくことが大切だと思います。
 
そこで、おしゃれでかつ機能的な自然素材を使うのがぴったりです。
今回は、デザイン住宅で取り入れたい自然素材と、それを活かした住宅についてお話ししていきたいと思います。
 
〇自然素材とは
まず自然素材について簡単にご説明します。従来の住宅建築に用いられていた建材には化学物質が含まれており、環境や人体に悪影響を及ぼすことが問題になっていました。
その後建築基準法の改正や様々な取り組みによって、改善がなされてきました。
自然素材の利用はその取り組みの1つにあたります。
 
自然素材の建材を使用した家では、環境や人体に優しい生活を送れることはもちろん、素材の質感を活かしたおしゃれなデザインの家を楽しむことができます。
では、自然素材はどんなところで活用すべきなのか見ていきましょう。
 
〇内装・フローリング
まず部屋の内装やフローリングには自然素材である無垢材を使用できます。
無垢材といっても、それぞれの木材に特徴があり、適する場所も異なります。
スギやヒノキなどは衝撃の吸収性が高く、体温を吸収せずに返してくれるので、冬にも最適です。
傷はつきやすいですが、補修も比較的簡単なのでおすすめです。
 
〇水回り
キッチンや浴室などの水回りにはヒノキが良いでしょう。
水に強いヒノキはうってつけと言えます。
またヒノキは抗菌作用にも富んでおり、カビの発生を防ぐという嬉しい作用も持っています。
 
〇壁材
壁材に使用されやすい自然素材には、漆喰と珪藻土があります。
漆喰は石灰を主成分としているため、それに含まれるアルカリ性が、防カビの効果をもたらしてくれます。
珪藻土には調湿機能や消臭機能が備わっており、空気中の温度を適切に保ったり、ペットやタバコの臭いを防いだりする働きがあります。
 
 
ここまで、自然素材をどんなところで活用したらよいのかについてお話ししてきました。
目的や用途・費用に応じて自然素材を使い分けることで、自然にも家族にも優しい家づくりができたらいいですよね。
デザイン住宅を購入する際には、デザインや間取りだけではなく、ぜひ使われる素材やその質にもこだわってみてくださいね。