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2018年5月

水戸市で注文住宅を検討中の方必見!デザイナーズ住宅=おしゃれなデザインの住宅?

「デザイナーズ住宅」をご存じでしょうか。
最近では、住宅展示場の広告などでこの言葉を耳にする方も多いかと思います。
その言葉を聞いて、「おしゃれなデザインの住宅」や「デザイナーが設計した住宅」といったものだと想像されますよね。
 
しかし、デザイナーズ住宅という言葉の意味は曖昧で、注文住宅や建売住宅関連の広告や宣伝において頻繁にこの言葉が使われていますが、ニュアンスがそれぞれ少し異なることもあります。
 
そこで、この記事では「デザイナーズ住宅」とはどういったものなのか、そしてデザイナーズ住宅に関して知っておきたいことなどについて紹介していきます。
 
1. デザイナーが設計した住宅
その名の通り、デザイナー、特にこの分野においては一流の建築家または建築士が、買い手の要望に沿って住宅のデザインを設計したり、都心部などに多くある狭小地に家を建てるために、建築家が変わった形に設計した住宅などを意味します。
 
多くの方は、この意味でデザイナーズ住宅を理解している方も多いのではないのでしょうか。
デザイナーズ住宅と言われたら、多くの場合はこの意味で用いられます。
一般的に、建築家に対する設計料などの諸費用が加算されるので、建築費用は割高になることが多いです。
 
2.“良い”デザインとは?
ここでひとつ言っておきたいことは、建築家に設計を依頼した、デザイン性のある家とはいえ、それが本当に建物としての機能を十分に果たせているのかということです。
 
外見的なデザインにこだわったばかりに、雨漏れや耐震に弱いといった欠点があれば、住宅としては良いものとは言えませんよね。
本当に“良い”デザインとは、住宅の構造的な部分にまで考えを巡らした、独創的なものなのではないでしょうか。
 
 
3.「おしゃれ」という意味合いとしてのデザイナーズ住宅
近年では、上記で説明した意味としてのデザイナーズ住宅とは異なり、「デザイナーズ住宅」という言葉の響きを利用して、単に「おしゃれ」な住宅を表す場合もあります。
 
この場合、建築家に依頼して作った住宅というわけではなく、ハウスメーカーや工務店が作った住宅でも、色使いや構造などを少し変わったものにしただけのものであればデザイナーズ住宅と呼ぶことがあります。
よって、一概に一流の建築家の設計の下でつくられた住宅というわけでもないのです。
 
 
以上がデザイナーズ住宅についての説明になるのですが、注文住宅を検討されている方々には、家は一生の買い物ともなるものですので、後悔のないものとするよう、外見的なデザインにだけでなく、住みやすさや住宅としての機能面についても目を配ることをオススメします。

水戸市でリノベーションを考えている方必見!自然素材を使った快適な家と暮らしを

結婚したり、子供ができたりなどといった理由で今の家を大きくしたい、綺麗にしたいなど、家のリノベーションを考えている方もいるかと思います。
リノベーションは大きな買い物ですので、できることなら安く、満足のいく家にしたいと思う方も多いでしょう。
 
しかし、安さを追求する中で、建物の素材に妥協するのは危険です。
せっかくの安らぎを求める暮らしの場なのに、有害な化学物質を含む化学素材を使った家にしてしまえば、本末転倒になってしまいます。
 
安い化学素材を使った家にしたばっかりに、カビやシロアリなどが繁殖したり、子供に喘息やアトピーができてしまったり…
安さを求めたのに、最終的にはカビの苦除や子供の医療費がかかってくるかもしれません。
それなら少しくらい値段は上がっても、将来的に長い間満足できる家にする方がいい気がしませんか。
 
そこで、自然素材を使った家の改装、特に今回は自然素材・漆喰について紹介いたします。
 
漆喰は主に建物では外壁の原料として利用されており、その主成分は水酸化カルシウムです。
漆喰は古くから建物の素材とされており、日本だけでなく西洋など世界中で利用されている素材です。
 
《カビにくいだけじゃない!漆喰のメリットはたくさん》
漆喰を建物の素材として使うメリットはたくさんあります。
まず挙げられるのは、カビにくいということです。
漆喰はカビにくいという特徴を持っているため、細菌の発生といった問題を防ぐことができるのです。
 
しかし、これだけではありません。
漆喰には、防水性や防音性、防臭性もあるのです。
 
雨水の浸水、音漏れ、騒音、嫌な臭いが残るといった問題も漆喰が解決してくれるでしょう。
また、火災の際に有毒なガスを放出するといった心配もありません。
 
《注意しておくべき漆喰のデメリット》
漆喰にもデメリットがないわけではありません。
漆喰には傷がつきやすいというデメリットがあります。
活発な子供達ですので、お子さんのいらっしゃる家庭では、家の外壁に傷がついてしまわないよう注意が必要です。
 
漆喰の魅力は伝わったでしょうか。
建物の素材となる自然素材は他にもたくさんあります。
 
それぞれが暮らしを快適にする特長をもっており、自然素材を使ったリノベーションをすることで生活のクオリティは大きく向上することでしょう。
これをきっかけにリノベーションを考えている方は、自分の暮らしの場となる住居の素材についても目を向けてみるのはいかがでしょうか。

水戸市で自然素材を用いた家のリノベーション!知っておきたい素材の特徴

「自然素材を使用した家のリノベーションを行いたい。」
「自然素材として使用される素材の特徴を知りたい。」
 
このように、自然素材に関する素材の特徴についてのお考えを、お持ちではないですか。
 
新築や家のリノベーションの際に、健康面や快適面を意識して、自然素材を用いた家づくりが近年注目を集めています。
自然素材を用いた家づくりを行う前に、実際にその素材の特徴を知っておくことが大切です。
 
今回は、自然素材として使用する、知っておきたい3つの素材の特徴をご紹介します。

●漆喰(塗り壁材)

自然素材の塗り壁材の中で、漆喰は人気がある素材です。
 
漆喰は白いペンキのような艶が生まれます。触り心地が良くフラットな仕上がりになります。
漆喰の原料である石灰石は、アルカリ成分を多く含んでいるため、臭いの原因を分解し、カビの発生を防ぎます。
 
調湿効果もあり、空気の湿度の調整を行い、快適な空間をつくります。
また、耐火性に優れているため、万が一の火災でも有毒なガスは発生しません。
 
石灰石からできる消石灰と、天然の海藻から生成された糊、そして麻を練り合わせて材料を作ります。塗り終わった後は、空気中の二酸化炭素と反応するため、硬化して強い壁面を形成されます。
 
日本では昔からお城の壁や民家の蔵、寺院建造物の内外装によく使用されていました。
 
このように漆喰は日本のどの季節にも適した、伝統的な塗り壁材になります。

●自然塗料

自然塗料の原料となる主成分は、ひまわり油や大豆油などの植物性を使用しています。
 
非常に高い安全性が特徴で、健康に害を与える物質は含まれていません。
より安全に健康的に生活をしたいという方にとって、自然塗料を用いた家での生活は魅力があります。
 
近年では、フローリングや天井・壁に張った板材に自然塗料を使用することが増えています。木の質感を生かした仕上がりになり、表面に色を付けたり、風合いを変えたりできるのが、自然塗料の特徴なのです。
 
また撥水性があり、汚れが付きにくいため、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心して使用できます。

●無垢材(むくざい)

無垢材とは、基本的に丸太から切り出された木材を指します。自然の木そのものの風合いや温かみが生まれ、木本来の肌触りに魅せられる方もいらっしゃいます。
 
十分に乾燥させた無垢材は、強度が生まれ、長持ちする建材です。
また、無垢材には調湿作用があり、室内の湿度を吸収・放出しより快適な環境にします。
断熱性に優れているため、夏は涼しく冬は暖かい生活をもたらし、省エネ効果も期待できます。

〇最後に

今回は、自然素材の家づくりを行いたい方に、3つの素材の特徴についてご紹介しました。
 
より健康的な毎日をもたらし、快適な生活を送るためにも、自然素材を用いた家づくりを目指しましょう。

水戸市で注文住宅を考える。おしゃれな外装デザインのポイントとは!?

「注文住宅を購入する際は、外装デザインにもこだわりたい。」
「より良い外装デザインにするための、考え方や取り入れるべきポイントを知りたい。」
 
このように、外装デザインに関するお考えをお持ちではないでしょうか。
 
外装は家の印象に大きな影響を与えます。新しい家を作るなら、このような外装にこだわってほしいと考えています。
 
しかし、注文住宅の購入は初めてという方も多いでしょう。どのようなポイントを押さえて、デザインを考えればよいのかわからない方もいらっしゃると思います。
 
今回は、注文住宅を購入して新たな家づくりを行う方に、外装デザインのポイントをご紹介します。

●周りの環境に調和させる

外装のデザインを考えるうえで最も大切なことは、周りの環境や住宅、建造物との調和を行うことです。
自分が大好きな色を使って、個性的なデザインにした場合でも、周りの環境にあっていなければ、魅力は失われます。
 
外装のデザインを決める際には、何度か家を建てる土地周りの環境を十分に把握しておきましょう。自分が気に入っているデザインがある場合は、そのデザインが周りの環境とのバランスがとれているかを判断することが大切です。
 
また直接現地に足を運ぶことで、理想とする生活に基づいた家づくりが想像でき、今までになかった発想が生まれます。

●日当たりや風通しを把握する

現場で家を建てる敷地内に入り、太陽の日当たりや風通しを確認しましょう。
確認した自然要素によって、窓の位置や数、庭の大きさといった具体的な外装の判断が可能になります。
 
特に北側に道路がある場合、日当たりが悪くなるため、入り口である玄関は明るくオシャレな雰囲気を作り上げたいですよね。

●素材にこだわる

外装のデザインを決める際には、その素材にもこだわりましょう。
外装デザインの印象を決める素材は色々な種類があります。
 
例えば外壁材の場合は、窯業系サイディングの外壁材やタイル系、セメント系や自然素材である塗り壁など、種類が豊富です。
 
屋根材の場合は、ストレート瓦や陶器瓦など、特徴や用途に合わせて選択が可能です。
 
このような素材は、あらかじめ実際に特徴を知っておき、自分の目で確かめることをお勧めします。

〇最後に

今回は、より良い外装デザインにするための3つのポイントをご紹介しました。
 
周りの環境と調和させ、自然環境を把握し、理想となる家づくりのイメージを持ちましょう。そして使用する素材は自分で確かめて、納得できる素材を選びましょう。
 
以上の内容を参考にして、家づくりを行う際は、外装のデザインにもこだわってはいかがでしょうか。

水戸市で自然素材の家づくり!デザイン住宅のメリット・デメリットとは!?

「自然素材を用いた理想的なデザイン住宅をつくりたい。」
 
このように、ご自身のライフスタイルに合わせて、思想的な住宅を建てたいと思われる方は多くいらっしゃいます。
 
デザイン住宅とは、外観や間取り、インテリアや住まいの空間まで、家全体を一つのコンセプトをもとに設計された、理想的な家づくりを目指す住宅を指します。
 
近年家づくりにも、自分自身の個性を出したいと思い、デザイン住宅を選択する方が増えています。
 
しかし、デザイン住宅にもメリットとデメリットがあることをご存知でしょうか。
 
今回は、デザイン住宅のメリットとデメリットをご説明し、自然素材を用いた理想的な家づくりを行うためのポイントをご紹介します。

●デザイン住宅のメリット

・理想とする家が建てられる
デザイン住宅の最大のメリットは、ご自身の理想とする家づくりが可能だということです。独創性やイメージをもとに、デザインだけでなく、建材や設備まで自由に選択できます。
 
・狭い土地を活かせる
デザイン住宅だからこそ、狭い土地を有効活用できます。狭い土地を活用し、独創性にあふれた家づくりが可能なのも、デザイン住宅だから実現できるのです。

●デザイン住宅のデメリット

・実用性に欠けてしまう場合がある
ご自身の理想を追求した結果、デザインは理想的でも、実用性に欠けた住宅が完成する場合があります。
理想と現実が大きく違ってしまい、最終的に住みにくい家になってしまうのです。
 
・業者の主張が強い場合
業者によっては、自分の主張を強く出すため、こちらの要望を伝えても理解してもらえない場合や、否定される場合があります。理想のデザイン住宅を建てるポイントは、親身になって相談してくれる、相性のよい業者を選択することです。

●自然素材を用いたデザイン住宅を成功させるためには!

・業者の専門分野を知る
まずは依頼する業者が得意とする分野を確認することが大切です。
依頼を行う業者に自然素材に対する知識がなければ、理想的な家づくりはできないでしょう。
 
・業者の意見に耳を傾ける
自然素材を用いた理想の家を建てた場合でも、実用的でない家ができてしなう場合があります。
理想のイメージを追求しながら、専門知識がある業者に相談し、意見を聞くことで現実味のある住宅が完成するのです。

〇最後に

今回は、自然素材を用いた理想の家づくりを目指している方に、デザイン住宅のメリットとデメリットについてご説明しました。
 
失敗しないデザイン住宅を実現するためにも、自然素材を専門とする業者に依頼し、デザインも機能性も、理想的な家を建てましょう。

水戸市で注文住宅を建てるなら。資金計画は住宅ローン選びが大切!

「注文住宅を購入したいが、資金計画がわからない。」
「住宅ローンの金利タイプの知識を知りたい。」
 
そのような考えをお持ちではありませんか。
 
注文住宅といった新築を購入する際には、十分な資金計画が大切になります。
 
家づくりになると、先に家のデザインや間取りなど、これからの生活を想定した内容を考えてしまいます。これは家づくりの醍醐味といっても過言ではありません。
 
しかし、これから実際に家づくりを考える際に、まず先に行うべきことがあります。
 
それは資金計画です。十分と資金計画を行わないと、後々生じる可能性がある予算オーバーによって、頭を抱えてしまう場合があるのです。
 
資金計画の中でも、特に大切なことの一つに、住宅ローン選びがあります。
 
今回は、資金計画を行うために知っておきたい住宅ローンにおける、3つの金利タイプについてをご説明します。

●そもそも住宅ローンとは

住宅ローンとは、家を担保にしてお金を借りるローン商品を指します。
 
高額な家を購入する際に、どうしても自己資金では賄えない場合がほとんどです。この時に住宅ローンを購入して、銀行やノアバンクからお金を借りるのです。

●金利のタイプを知る

住宅ローンには3つの金利タイプがあり、それぞれについて理解することが大切です。
 
・全期間固定金利
借り入れた際の金利が、一生涯変更されない金利タイプを「全期間固定金利」と言います。借入後に金利が上昇した場合でも、借入時の金利のまま変更されないため、将来の返済計画が確定されます。しかし、金利が下がった場合でも返済額は変更されません。
 
・当初固定金利
当初の〇年間の金利が一定になる金利タイプを「当初固定金利」と言います。
固定金利期間中は一定の金利であるため返済計画が立てやすくなります。しかし固定期間を過ぎると、金利の上下変動によって、返済金額が借り入れの当初より変更される場合があります。
 
・変動型金利
金融情勢の変化に伴い、必要な返済金額が変更される金利タイプを「変動型金利」と言います。
金利が下がれば返済額が少なくなり、逆に金利が上昇すれば返済額は増えてしまいます。将来の返済計画がうまく立ちにくい金利タイプでもあります。

〇最後に

今回は、初めて注文住宅を購入する方に向けて、知っておきたい住宅ローンの3つの金利タイプについてご説明しました。
 
注文住宅では資金計画として住宅ローン選びが大切です。それぞれの金利タイプについてしっかりとした知識を身に付け、ご自身のライフスタイルにあった適切な金利のローンを選ぶことが大切です。
 
上記の内容を参考にして、ぜひしっかりと資金計画を行い、注文住宅を成功させましょう。

水戸市で自然素材を用いた注文住宅!健康に配慮した家づくりとは!?

注文住宅やリフォームを行う際に、理想的な暮らしを手にするためには、住み心地や耐震性など、安全面や快適面が重視されてきました。
 
しかし近年では、人々の健康意識が高まり、家族の健康面を考慮した家づくりが注目を集めています。
 
高断熱や高気密などの高性能な住宅では、快適で理想的な生活が可能です。しかし、使用される化学物質によって、健康面で心配が生じる場合もあるのです。
 
毎日生活する家だからこそ、病気や怪我のない、健康的な毎日を過ごしたいですよね。
 
今回は、健康面に配慮した家づくりの一つの提案として、自然素材を用いた家づくりをご紹介します。
 
健康住宅を目指す方は、ぜひ以下の内容を参考にしてください。

●自然素材はシックハウス症候群・アレルギーに有効

シックハウス症候群とは、新築やリフォームを行った際に、使用される建材に含まれる有害物質が、人体に影響を与える病気です。
全く影響を受けない人もいますが、敏感な方は、目のチカチカ・頭痛やめまい・吐き気や動機などの症状が現れます。
 
機能性を目指した家づくりでは、多くの化学物質が使われる場合があり、シックハウス症候群やアレルギーに悩まれる方も少なくありません。
 
自然素材である、無垢材は調湿作用があるため、シックハウス症候群やアレルギーの原因になる、カビやダニの発生を抑えます。また、無垢材には有害物質が一切含まれていません。
 
同じく自然素材として使用される代表的な漆喰は、有害物質を吸着し、放出を抑制する役割があります。調湿作用もあり、有害な物質は含まれていません。
 
このように、自然素材を用いた住宅では、シックハウス症候群やアレルギーといった病気の心配は、ほとんど必要ないのです。

●自然素材は癒し効果がある

癒しの効果を求めて、住まいに自然素材を取り入れる方もいらっしゃいます。
 
自然素材である無垢材は、一枚一枚個性があります。木そのものですから、見た目や香りを楽しめ、精神の落ち着きをもたらします。
夏冬の温度や湿度の調湿機能があるため、収縮や膨張を行います。また、触れると人肌のような温かみがあるため、生きている感覚が伝わってくるでしょう。

〇最後に

今回は、自然素材を健康の関係をご説明しました。
自然素材を用いれば、シックハウス症候群やアレルギーの心配を軽減します。
また、癒しの効果があるため、忙しくストレスの多い毎日でも、落ち着きや安らぎをもたらしてくれます。
 
注文住宅やリフォームをお考えの方で、健康に配慮したいという方は、ぜひ自然素材を用いた家づくりを目指してください。

水戸市で自然素材の家づくり!リフォームとリノベーションの違いとは!?

「自然素材を用いた家にリノベーションしたい。」
「そもそもリフォームとリノベーションの意味の違いがはっきりわからない。」
 
そのような考えをお持ちではありませんか。
 
近年リノベーションという言葉をよく耳にします。
しかしその説明を聞くと、リフォームとの違いがわからないという方も多くいらっしゃいます。
 
今回は、リフォームとリノベーションの違いについてご説明し、それぞれのメリットをご紹介します。
両方の意味がはっきりと理解できなかったという方は、ぜひ以下の内容を参考にしてください。

●リフォームとは

リフォームとは、英語で「re+form」と書くように、「形を再び元の状態に戻す」という意味です。
住宅に関して説明すると、古くなった住宅を再び新築のような状態に戻すという意味になります。
 
リフォームという言葉は、壊れている状態や汚れている状態を、直したり綺麗にしたり、新しくしたりする際に使用されます。
例えば、古くなった浴槽やトイレなどの水周りを、新築のように機能性を戻す際といった、マイナスの状態を、本来のゼロに戻すために行う改修を指します。

●リノベーション

リノベーションとは、英語で「re+innovation」と書くように、「全く違う状態に革新する」という意味です。
古くなった住宅を、一から作り直して、全く新しい価値のあるものに変えるという意味です。
 
古民家を新しい物件にするために行う際といった、すでに一定の価値のある状態を作り変えて、さらに価値を高める改修がリノベーションになります。

●リフォームとリノベーションの互いのメリット

・リフォームのメリット
リフォームのメリットは、住まいの一部の改修工事になるため、比較的費用が安いことです。通常のリフォームだけでなく、バリアフリーリフォームや防犯リフォームなど、予算にあったリフォームを行えるため、魅力があります。
 
また、大掛かりな工事は行わないので、工事期間も比較的短く、負担が少なくなります。
 
・リノベーションのメリット
リノベーションのメリットは、住宅を一から自由に作り変えることが可能で、理想の家づくりができることが最大の魅力です。
 
また、新築物件を購入するよりも、中古物件のリノベーションを行った費用より価格が抑えられます。

●最後に

今回は、理想的な住まいを目指している方に対して、リフォームとリノベーションの違いについてご説明しました。
 
リフォームとリノベーションの意味はそれぞれ異なり、魅力も違います。
ご自身の家づくりに対する好みや用途に合わせて、適切な選択を行いましょう。