自然素材紹介
漆喰 塗り壁材

一般に西洋漆喰は、大理石の骨材や石灰を主成分とし、コテによる多様な表現(模様)が楽しめます。石灰のアルカリ成分(ph12)により、臭いの元になる物質を分解し、カビの発生を防ぎます。
また、調湿効果もあり、空気中の湿度を適度に保ち快適な空間をつくります。天然鉱物を主成分としているため、優れた耐火性を発揮し、
万が一の火災の際にも有毒ガスが発生しないのが特徴です。
自然塗料

塗料と言っても、塗装する部分によってさまざまな物がありますが、
ここでは木部に使用する塗料についてご紹介します。
最近では、フローリングや天井・壁に張った板材など、自然塗料を使った塗装が多くなっています。無垢材を使用するケースが増え、木の質感を生かした仕上がりになるからです。
自然塗料(オイル)は木に含浸することで、フローリング表面に色を付けたり、風合いを変えることができます。
撥水性もあり、液体(水や飲み物など)をこぼしてもシミになりにくく汚れ防止にもなります。
お施主様ご自身で塗装していただくことも可能な、鉱物系の顔料と植物性油から作られた、
人に優しい安全な塗料です。何よりも、塗膜を形成しないため触った時に木の温もりを感じます。
また引っ掻き傷に強く、スポット補修が簡単にできます。
無垢材
木を使った材料には、無垢材・集成材・合板などがありますが、中でも無垢材は接着剤などを使っていない自然の木そのもので、天然の木本来の風合いと温かみがあります。
また調湿機能もあり、他の自然素材と組合わせて使うことで、室内の湿度を調整する働きを期待できます。先にご説明した自然塗料を塗装することで、色々なテイストに仕上げることも可能です。
もちろん、長所・短所があるので用途によっては集成材や合板などと使い分ける事も必要です。